賃貸の部屋を探すときにしっかり内覧したつもりでも、見落としやすいポイントの一つにカーテンレールがあります。
引っ越してすぐのタイミングでも、住み始めてからのタイミングでも、カーテンレールの不具合は思った以上に生活に支障が出てくるものです。
今回は、賃貸の部屋のカーテンレールに不具合があったときの修理方法や注意点についてご紹介します。
賃貸の部屋のカーテンレールを修理する方法
カーテンレールに歪みや傾き、がたつきが感じられたら、まずはレールの固定の状態を確認しましょう。
一般的なカーテンレールは、窓の額縁上部の壁面にネジで留められています。
左右両端と中央の三点で固定されていることが多いので、そのネジが緩んでいないか確認して、外れそうであればドライバーを使って締めましょう。
レールに嵌め込まれているカーテンを吊るすための専用の金具が不足していたり、割れていたりしている場合は、金具を補充したり新しいものに取り替えたりします。
金具は、ホームセンターやインターネットで簡単に入手可能です。
大抵のカーテンレールの両端は、吊り金具が落ちないようにキャップで留められています。
キャップはネジで固定されているので、ドライバーを使って外しましょう。
必要な数の吊り金具をレールのなかに滑り込ませたら、元どおりにキャップを固定します。
もし、カーテンレールが湾曲していたり、窓枠自体が壊れていたりしているなら、勝手に個人で修理するのではなく必ず管理会社か大家さんに連絡します。
賃貸の部屋のカーテンレールを修理する際の注意点
賃貸物件に設備されているものに関しては、勝手に取り替えや修理はしないのが基本です。
借り手は、退去時に原状回復の義務を負っています。
ほんの些細に感じられることでも、必ず管理会社や大家さんの了解を得てからでないと修理や交換はできません。
カーテンレールの歪みや窓枠の亀裂などを見つけたら、速やかに連絡することです。
ネジの緩みを締めるだけなら連絡は不要ですが、カーテンの吊り金具を補充したり取り替えたりする場合も連絡を入れておくのがおすすめです。
金具代は個人負担になる可能性もありますが、その場合でも古い金具は捨てないで退去時まで残しておくようにしましょう。
まとめ
外部から部屋の様子が丸見えになるのを防いだり、真夏の直射日光を遮ったり、カーテンは日常生活を快適にするのに欠かせません。
そのため、カーテンレールが壊れたときの対処法についてはしっかり把握しておきたいところです。
賃貸物件の設備は勝手に取り替えるとトラブルになることがあるので、事前に契約内容を確認しておくのも良いでしょう。
株式会社グレイスセブンでは不動産管理もおこなっております。
委託管理に興味のある方はぜひお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓