「会社から家が遠い」「趣味部屋がほしい」などの理由で、複数の賃貸物件を契約するケースは珍しくありません。
しかし、複数の物件を借りる場合でも入居審査は通るのか、住民票や住民税はどうなるのかなど、不安に思うことも多いのではないでしょうか。
今回は賃貸物件を複数契約する方法や注意点をご紹介します。
賃貸物件を複数借りる方法は?
賃貸物件を2件以上借りることは可能ですが、入居審査の際にはセカンドハウスを借りる明確な理由を不動産会社に伝えるようにしてください。
もし適当にごまかそうとして嘘の理由を伝えてしまうと、信頼を失くして入居審査に落ちてしまう可能性があります。
入居審査の際には家賃をきちんと支払えるかどうかはもちろんのこと、人柄なども重要な判断材料になるのです。
なぜ複数の物件を借りたいのか、明確な理由をしっかりと伝えて希望の物件を探してもらいましょう。
セカンドハウスを借りる場合は必ずしも住民票を移す必要はなく、メインとなるほうの部屋に住民票を置くようにしてください。
住民税は住民票を置いてあるほうの自治体に支払うことになるため、もし両方に支払ってしまった場合は必ず還付手続きをしましょう。
賃貸物件を複数借りる場合の注意点は?
2件目、3件目の賃貸物件を契約する前に、複数借りる必要が本当にあるのかをもう一度考えてみてください。
いくらセカンドハウスは便利だとしても、月に数日しか使わないのであればもったいないです。
賃貸物件を契約すると家賃だけでなく、仲介手数料などの初期費用や毎月の光熱費などもかかります。
いざ住んでみてから「必要なかった」となる可能性も無いとは言い切れないので、最初は家賃の安い物件を探すことをおすすめします。
また、複数の賃貸物件を借りる目的を明確にしましょう。
「通勤が大変なので楽に通えるようにしたい」「一人の時間がほしい」など、目的をはっきりさせることで、どんな場所にどんな物件を借りるべきなのかがわかってくるはずです。
目的を考えずに物件探しをすると、住んでから「希望していたのと違った」ということになりかねません。
まとめ
複数の賃貸物件を借りたいときは、なぜセカンドハウスが必要なのかを明確にしておくことが大切です。
入居審査をスムーズに通過し、理想のセカンドハウスを借りるためにも、事前にいろいろと考えておかなければなりません。
後悔する結果にならないよう、まずは不動産会社に相談してみるとよいでしょう。
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