賃貸物件では、浴室に浴槽が備わっている物件が多くあります。
しかし、なんらかの原因で浴槽の交換が必要になるケースがあります。
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、「浴槽交換」が必要になる原因と交換費用の負担の考え方についてご説明します。
賃貸物件で「浴槽交換」が必要になる原因とは?
賃貸物件では浴槽自体が破損しない限り、交換が必要になることはありません。
浴槽はいくつかの原因によって割れや亀裂が入ることがあります。
まずは経年劣化、10年以上使用している浴槽は日常的に使用しているだけで破損の原因になります。
日々の生活でも体重をかける位置に偏りがあったり、長年の使用である日突然浴槽が割れてしまうケースもあります。
硬いものや重いものが落下することでも浴槽にヒビが入ったり、割れてしまうことも多いです。
また浴槽の製造工程において気泡が入ってしまい、破損の原因につながることもあります。
浴槽に汚れがついていたり、水垢がついている場合はクリーニングで綺麗になることが多いので浴槽自体の交換は必要ありません。
浴槽の排水口がつまってしまって流れが悪い、異臭がするなども専用の洗剤や手の届かないところまで掃除できる掃除グッズなどで掃除すれば解決できます。
しかし常識の範囲外での使用によってクリーニングで対応できないほど汚れてしまったときは交換が必要になります。
賃貸物件での「浴槽交換費用」の負担は誰がする?
お伝えしたとおり賃貸物件の浴槽自体にヒビが入ったり破損した場合は、交換が必要になります。
浴槽を交換する費用は種類によって異なり、賃貸物件でもっとも一般的なFRP浴槽で約20万円、人工大理石は約80万円、ホーロー浴槽は約40万円です。
賃貸物件の浴槽は設備ですので、貸主の所有物となります。
賃貸物件には退去時に原状回復の義務があるので、借主には借りた時と同じ状態に戻す義務があります。
常識の範囲内で使用していた場合や、経年劣化が進むほど浴槽の使用年数が長い場合は借主の負担とはならないでしょう。
しかし原因が借主の過失による場合は、費用の負担はもちろん借主になります。
たとえば硬いものを落としてしまった、取れない汚れをつけてしまった場合などです。
ただ、上記のようなケースでも、浴槽の年数によっては交換費用の負担の割合が変わります。
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まとめ
以上、賃貸物件をお探しの方に向けて、浴槽の交換が必要になる原因と交換費用の負担の考え方をご説明しました。
賃貸物件の浴槽は、浴槽自体が破損してしまった場合交換が必要になります。
費用負担は浴槽の使用年数と破損の原因などケースバイケースで変わるので、原因によっては借主が負担する可能性があることを知っておきましょう。
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