引越しをして新生活を始めるのはワクワクしますが、引越し作業や今住んでいる物件の退去準備など、やることがたくさんありますね。
しかも、新しい住居に入居する日と今住んでいる住居を引き払う日が大きく開いてしまうと、家賃を両方に払わないといけないハメにもなりかねないので、スケジュール管理にも気をつかうところですよね。
そのため、入居する日と退去する日を同じ日にして、スムーズに引越しをしたいと考える人は多いと思います。
入居する日と退去する日を同じ日にするのには確かにメリットもありますが、実はリスクもあるので事前に注意しておくことが大切です。
そこで、ここでは入居日と退去日を同日にするメリットとリスク、そして解約予告~退去までの流れをご紹介します。
入居日と退去日を同日にするメリットとリスク
そもそも入居日とは「そこに住み始める日」ではなく、「家賃が発生する日」のことです。
そのため、冒頭でもふれたとおり、新しい住居に入居する日と今住んでいる住居を引き払う日が重複してしまうと、両方の住居への支払いが発生してしまい、損をしてしまうことがあります。
そのため、入居日と退去日を同日にすると、家賃の二重払いを避けられるので、一見するとメリットが大きいように思えます。
しかし、だからといって入居日と退去日を同日にすると、引越しを1日でこなさないといけなくなってしまいます。
あまりにもあわただしく引越しをしてしまうとトラブルが発生しやすくなるというリスクがあるので、数日程度の余裕を持たせてスケジュールを組むのがおすすめです。
ただし、家賃を日割りにできる場合は多いので、今まで住んでいる住居と新居、両方の不動産会社に相談すると、余計な出費を最低限に抑えることにもつながるでしょう。
入居日と退去日を同日にする場合の解約予告~退去までの流れ
次に、解約予告から退去までの流れをおさらいしましょう。
引越しが決まってからはじめにすることは、当然ですが新居を探すことですね。
気に入った物件があれば、申し込みをして入居審査にうつります。
入居審査の結果がでるまでの時間は1日~1週間ほどを見ておきましょう。
審査に通過したら、新居の賃貸借契約を交わして入居日を決定する前に、次に今住んでいる住居の賃貸借契約書をチェックしましょう。
それに書かれている解約通告の期間・方法を確かめて、じっくりと退去日を決めるようにしてください。
そして決まった退去日から逆算して入居日を決め、管理会社と大家さんに解約予告をします。
その後、引越し業者と相談して引越し日を決定し、荷造りや手続きを始めましょう。
まとめ
家賃の二重払いを避けるため、入居日と退去日を同日にしようと考える人は少なくありません。
しかし、入居日と退去日を同日にしてしまうと引越しスケジュールがあまりにもタイトになってしまい、思わぬトラブルを招きかねないといったリスクもあります。
解約予告~退去までの流れをおさらいした上で、入居日と退去日には数日程度の余裕を持たせてスケジュールを組むのがおすすめです。
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